赤ちゃんの生まれて初めての散髪のことを指す「ファーストカット」、別名「ファーストヘアカット」とも呼ばれますが、皆さんは自分がいつ・どこでされたか憶えていらっしゃいますか?生まれてから一度も切っていない赤ちゃんの髪の毛は「胎毛」や「ファーストヘア」等といいますが、最近ではファーストカットの際に切った胎毛(ファーストヘア)を様々な形で記念として保存するのが一般的になっていて、代表的なメモリアルグッズとして「赤ちゃん筆(胎毛筆)」や「ファーストカットアート」等が人気です。子ども専門美容室チョッキンズでも赤ちゃん筆(胎毛筆)は大人気で、ファーストカットでチョッキンズをご利用いただくお客様の約6割はお筆の作成もされています。生まれたままの毛先で全くハサミを入れていない髪の毛を切るファーストカットは一生に一度しかない大事なイベントということで、ファーストカットの最適なタイミングや、ファーストカットで切った胎毛(ファーストヘア)で作れるメモリアルグッズの種類等、ファーストカットについて皆さんが気になるポイントをできるだけ細かく解説していこうと思うので、ぜひ最後までお付き合いください。➡関連記事:失敗しない赤ちゃん筆(胎毛筆)の作り方!いつ?どこで?どうやって?おすすめ商品も紹介します! この記事の目次閉じるファーストカットの時期って大体いつごろ?ファーストカットって自宅が良いの?理容室や美容室が良いの?自宅でファーストカットする際のコツ大好評!チョッキンズの「ファーストカット」サービスファーストカットの髪の毛を使ったメモリアルグッズ紹介まとめファーストカットの時期って大体いつごろ?ファーストカットと言われてまず一番最初に気になるのが、いつ切れば良いのかという「タイミング」の問題だと思います。一般的には1歳前後でファーストカットをするご家庭が多いようですが、赤ちゃんは個人差が大きいので、年齢ではなく髪の毛の伸び具合で判断するのが一番確実です。更に言うとロングヘアにしたいのか、ショートヘアをキープしたいのかによっても変わってきますし、ファーストカットの髪の毛で赤ちゃん筆(胎毛筆)などのメモリアルグッズを作るのかどうかという点もファーストカットの方法やタイミングに大きく影響してきます。つまり、ざっくりとした答えにはなってしまいますが、ママやパパが「長くて邪魔そうだから切ってあげたいなぁ」と思う部分が出てきた時こそが最適なタイミングだと言えるでしょう。 ファーストカットって自宅が良いの?理容室や美容室が良いの?次に、ファーストカットを自宅でするのか、理容室や美容室といったお店に任せるのかについてですが、これについてはどちらが良い・悪いということはなく、どちらにもメリット・デメリットがあるので、それを踏まえて選択することが大切です。それでは「自宅」と「理容室や美容室」それぞれどんなメリットやデメリットがあるのか比較して見ていきましょう。 自宅でファーストカットメリット・最適なタイミングを見計らって切れる自宅の最大のメリットといえばお子さまの機嫌をうかがいながら最適なタイミングで散髪できることでしょう。慣れ親しんだ自宅でのカットなので変に緊張することもなく、普段の生活リズムの中で自然な流れでカットできます。また、あまりに嫌がる場合には寝ている間に切ってしまうなんてこともできちゃいます。 デメリット・切って散らばった毛の処理や掃除が面倒なかなかじっと動かずに切らせてもらえなかったり、ましてやケープやクロスをつけるのを嫌がったりするお子さまも多く、カット後は部屋中に髪の毛が散らばってしまうのが普通です。また、寝てる間に髪の毛を切ったり、お風呂で切ったりするなんていうケースもありますが、やはりそんな場合でも切った髪の毛の処理には一苦労です。・ヘアスタイルの仕上がりが不安理容師や美容師の資格・経験でもない限り、基本的には親御さんは皆さんヘアカットに関しては素人だと思いますので、どんなに手先が器用な方でも初めは緊張しますし、なかなかうまくはいかないものです。バリカンでボウズ頭にでもするなら話は別ですが、大抵の場合はある程度のところで妥協したヘアスタイルになりがちです。妥協で済めばまだマシですが、最悪の場合は短く切りすぎて取り返しのつかない大惨事になってしまうなんてことも容易に想像ができます。 理容室や美容室でファーストカットメリット・基本的には見てるだけで良いので楽当然カットはプロに任せて見てるだけで良いので断然楽ちん、撮影OKなお店ならその間にファーストカットの記念としてお子さまの写真や動画を撮ったりもできちゃいます。・ヘアスタイルの仕上がりが綺麗言うまでもありませんが、プロの理容師や美容師がカットするので綺麗でかわいい理想のヘアスタイル・仕上がりに近づきます。特に子ども専門美容室など、キッズカットに慣れているお店やスタッフだと安心です。 デメリット・お金や時間といったコストがかかる唯一にして最大の問題はコストがかかるということに尽きると思います。お店に連れて行くだけでも一苦労だったり、移動の時間も取られ、更にはカット料金も当然かかってくるので、これらコスト面の問題は無視できません。➡チョッキンズの店舗一覧はこちら SNSで見かけた参考になる投稿インスタグラムで「初めてのヘアカットどうした?」というおもしろい投稿を見かけましたのでこの場を借りてシェアさせていただきます。初めてのヘアカットはセルフか美容室かなど、とっても参考になる貴重な情報がいっぱいです♪ この投稿をInstagramで見る あんなちゃんママ𓌉◯𓇋簡単おいしい子どもご飯(@anna20200119)がシェアした投稿 自宅でファーストカットする際のコツ自宅でカットする際に一番気を付けなくてはいけないのが、お子さまの機嫌が良いタイミングでカットすることです。先ほどのメリット・デメリットの項目にも記載したとおり、自宅でカットできることのメリットを最大限に生かし、お子さまの機嫌をうかがいながら最適なタイミングを見計らいましょう。最悪の場合、寝ている間に切るという最終手段を使うことも視野に入れておくと良いかもしれません。さて、ここからは自宅でファーストカットする際のコツをいくつかご紹介できればと思います。 準備しておきたい道具まずは最低限、これだけは用意しておいた方が良いかなと思う道具を4つご紹介します。 1.ハサミセットwhipwhip こども専門美容師監修 散髪セット 子供 はさみ&スキばさみ&くし ハサミ類は基本的にヘアカット用ならどのようなものでも問題ありませんが、すきバサミやクシ(コーム)までセットになっているこちらのような子ども専用の散髪セット等があると非常に便利でオススメです。 2.クロス(ケープ)※ビニール袋で代用可おうちで使う散髪ケープ クロスは大きめのビニール袋などでも代用できますが、こちらのように切った毛を床に落とさずキャッチしてくれる便利グッズがあると、カットした胎毛(ファーストヘア)をまとめやすくもなるのでオススメです。 3.レジャーシートや新聞紙(床に敷くもの)先ほどご紹介した便利グッズのケープなんかを使用しても、少なからず切った髪の毛は床に落ちてしまうので、散髪後の掃除や後始末が楽になるように床にはレジャーシートや新聞紙を敷いておくと良いでしょう。 4.霧吹き濡れた状態で切ってしまうと、切った後、髪が乾いたときの仕上がりの印象が変わってしまうので、基本的に髪の毛は濡らさずにドライカットがオススメです。特に前髪は濡れた状態で切った際に問題ないように見えても、実は短くなりすぎてしまっていて、乾かした時に浮いてきてしまうという失敗がよくあります。ただし、髪の毛を濡らすとハネやうねりといったクセを落ち着かせることができ、髪の毛とハサミがひっかかりにくくもなるので、お子さまが痛がらずに散髪することがでるというメリットもあるので、頭の後ろ側(バック)は濡らして切っても良いと思います。髪の毛を湿らせる際のコツは、霧吹きをササっと吹きかけ、クシを使ってそれを伸ばして馴染ませていくイメージです。また、髪の毛ではなくクシやハサミといった道具の方を濡らして使うのも効果的です。 ヘアカットの手順カットの手順は「バック→サイド→前髪」の順で切り進めていくのがオススメです。ファーストカットをするくらいの年齢のお子さまの場合、おでこの生え際やサイドの部分はまだ髪の毛が生えそろっておらず量が少ない場合が多いため、そこから切り始めてしまうと全体的なバランスが取りづらくなってしまうので、基本的には髪の毛の量が多い頭の後ろ側(バック)から切り、次にサイドを整え、最後に前髪を調整するという手順が良いでしょう。切り進めていく上でのコツとしては、一回であまり長く切ろうとせず、髪の毛を少し切っては離れて全体のバランスを確認するということを繰り返すのがポイントです。髪の毛に長さがある場合には、ピンや輪ゴム等を使ってブロッキングすることで、小分けにして少しづつ切り進められ、切り残しも防ぐことができます。 ハサミの入れ方お子さまの不意な動きでケガをさせないためにも、基本的にはハサミとお子さまの頭や身体が平行になることを心がけて、真っすぐ切ることを意識しましょう。ただ、どうしてもパッツン感が気になるようでしたら、ハサミを縦に入れて毛先を少し斜めに切り揃えたり、それが難しい場合にはすきバサミで軽くしていくと自然な仕上がりになります。 大好評!チョッキンズの「ファーストカット」サービスチョッキンズでは、その名も「ファーストカット」というサービスを用意しており、お客様から大変ご好評をいただいています。具体的には上の写真のように生まれて初めてヘアカットをするお子さまの最初の一切りをママやパパが体験できるサービスです。もちろんその後は担当する美容師が最後まで責任を持ってかわいく、かっこよくカットさせていただきます。そして更に、お帰りの際には記念品として上の画像のようなカット後のお子さまの写真とファーストカットで切った胎毛(ファーストヘア)を台紙に貼ってプレゼントさせていただいてます。もちろんこれらは無料のサービスとなっており、通常のカット料金はかかりますがチョッキンズでファーストカットをしていただくだけで大事な思い出が記念として形にも残るので、まさに一石二鳥で大変ご好評いただいているサービスです。また、こちらの「ファーストカット」以外にもお客様に喜んでいただけるサービスをたくさんご用意してお待ちしておりますので、詳しくは下記リンクのサービス内容をご覧ください。➡ チョッキンズの主なサービス内容はこちら ファーストカットの髪の毛を使ったメモリアルグッズ紹介ファーストカットの記念に胎毛(ファーストヘア)を使って作る、いわゆるメモリアルグッズは様々な種類の物が販売されています。代表的な物でいうと「赤ちゃん筆(胎毛筆)」もその内の一つで、その他にも「ファーストカットアート」といったものが最近では人気があるようです。ここではそんなメモリアルグッズの代表的なモノや、ちょっと変わった珍しくておもしろいモノなどをいくつかご紹介していきます。 1.赤ちゃん筆(胎毛筆)言わずと知れた胎毛(ファーストヘア)を使って作るメモリアルグッズの中で、人気・知名度ともに一番といっても過言ではないのが「赤ちゃん筆(胎毛筆)」です。もはや日本の文化として根付いているとも言えるくらいチョッキンズでも作られるお客様が非常に多い人気商品ですが、一般的な値段の目安が12,000円~20,000円と決して安い物ではないのがちょっぴり悩ましいところです。もちろん種類によっては7,000円くらいのものもありますが、一般的なある程度しっかりとした作りのお筆となると安くても10,000円くらいの値段にはなってしまいます。➡関連記事:赤ちゃん筆はいらないという方にもおすすめ!一万円未満の安価なお筆16選!ちなみに上の写真のチョッキンズで一番人気な「チョッキンズオリジナル愛情筆」は税込みで18,150円となっており、チョッキンズの店舗が近くに無い方でもこちらのチョッキンズWEBショップからご購入いただけます。 2.ファーストカットアート次にご紹介するのは一般的に「ファーストカットアート」と呼ばれる物で、チョッキンズでは取り扱いはありませんが最近よく耳にするようになったメモリアルグッズの一つです。上の写真のように子どもの頭やかわいいキャラクターの絵が描かれた台紙にファーストカットで切った胎毛(ファーストヘア)をちょこんと挟んだり、貼り付けたりしたものを額などに入れて飾っておけるようになっています。しかも、値段はこちらの商品のようにおおよそ1,000円前後と比較的安価で販売されているものが多いうえ、赤ちゃん筆(胎毛筆)よりも必要な髪の毛の量や長さが少なくて済むというのが人気の理由なようです。ただし、台紙に髪の毛を貼るだけという簡素な作りの物が多く経年劣化の心配もあるため、赤ちゃん筆(胎毛筆)を作る際の余った髪の毛で、ついでに作られるという方がとても多い印象です。 3.kittoko(キットコ)3つ目は「kittoko(キットコ)」という商品で値段は11,000円(税込)、チョッキンズの各店舗やこちらのチョッキンズWEBショップからもご購入いただけます。kittokoの特徴は”ファーストヘアを「遊ぶ・飾る・保管する」商品”というキャッチフレーズのとおり、他のメモリアルグッズと違い「遊べる」というのが一番大きなポイントになっています。素材は手触りが良いハードメープルを使用しており、お子さまが手に取って触るのはもちろんのこと、口に入れてしゃぶってしまっても安全なサラダボウルフィニッシュ仕上げになっていたり、ゆらゆらと揺らして遊べる作りになっていたりと、こだわりがいっぱい詰まった商品です。肝心の胎毛(ファーストヘア)の取り付け方も下のYouTube動画でわかりやすく説明してくれているので、ぜひ一度ご覧になってみてください。 4.ベビークリスタル元々は赤ちゃん筆をオマージュして誕生したアクセサリーが「ベビークリスタル」です。ひとつまみの毛を神秘の石とされる水晶で包み込み、ひとつひとつ丁寧にハンドメイドで作られるメモリアルアクセサリーで、毛でハート型やバルーン型にヘアアレンジ可能なのはベビークリスタルだけの特徴です。お子さまの健やかな成長と幸せを祈るご両親の気持ちを込めた素敵なメモリアルグッズとしてファーストカットの記念だけでなく、「誕生記念」「100日記念」「ハーフバースデー」「七五三」「ハーフ成人式」等の特別なお祝いの際に購入される方も多い商品です。お値段は29,700円(税込)となっており、先ほどご紹介した「kittoko(キットコ)」同様にチョッキンズの各店舗やこちらのチョッキンズWEBショップからもご購入いただけます。 まとめさて、今回はファーストカットについて解説させていただきました。ファーストカットの時期は、とにかくママやパパが切ってあげたいと思ったタイミングで問題ありません。自宅でカットするも良し、理容室や美容室でカットしてもらうも良し、それぞれのメリット・デメリットを考慮した上で自分に合った最適な選択をすることが大事です。また、最近ではファーストカットの記念に作るメモリアルグッズの種類も増えてきており、今回ご紹介した商品以外にも様々な種類や値段のモノから選べるようになっているので、予算や用途、採れる髪の毛の量等に合わせて何を購入するか選ぶのも楽しみの一つです。何かと迷ってしまうことも多いかと思いますが、この記事を参考にお子さまのファーストカットを良い思い出として残していただければと思います。